Blues' notes

ロンドンの青いフットボールクラブ、チェルシーの試合やニュースについて思うままに書いてます

第5節 vsカーディフ(H)

[試合結果]

チェルシー 4 - 1 カーディフ

アザール 37'       バンバ 16'

アザール 43'

アザール 80' (P)

ウィリアン 83'

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[選手評価]

ケパ 6

アスピリクエタ 6.5

リュディガー 7

ルイス 5.5

アロンソ 6

カンテ 7.5

ジョルジーニョ 6

コバチッチ 7 → バークリー 5.5

ペドロ 7 →ウィリアン 7.5

ジルー 8

アザール 9 → ザッパコスタ 6

 

サッリ監督 6

 

MOM エデン・アザール

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ハットトリックで得点ランクトップに立ったアザール

 

ケパ 6

チェルシーに来て初めてのファインセーブを見せてくれた

構えも少し落ち着いてきた

 

アスピリクエタ 6.5

今日はクロスの質が高かった

対人守備の面で、彼のサイドからの個人突破を防ぐ守備の要になっている

 

リュディガー 7

ここ数試合、両足で精度の高いスルーパスを付けられる重要なピースに

ジョルジーニョが厳しくマークされた分、リュディガーからのパス出しは局面を打開するのに大きな役割を果たした

 

ルイス 5.5

ペナ内での寄せの甘さから際どいシュートを打たれたり簡単に入れ替わられたりと、守備の面で不安定

パスの面で貢献しているがアンパドゥ、クリステンセンのアピール次第では取って代わられそうなパフォーマンスだった

 

アロンソ 6

攻撃参加とアザールコバチッチが運ぶスペースを空ける動きは相変わらず効いていた

 

カンテ 7.5

今日は昨年のようなあらゆるところに顔を出してボールを刈り取るカンテが見ることができた

CKの後の相手のカウンター時に画面外から走ってきてボールを攫っていく姿には思わずにやけてしまう

 

ジョルジーニョ 6

完全にチェルシーの心臓として警戒されているためマークは試合ごとにきつくなっているが、その中でもワンタッチで回す巧さは光っていた

身体を当てられた時のバランスや、溢れた五分五分のボールを拾う球際の強さには改善の余地がある

 

コバチッチ 7

失点後に立て続けに抜け出して決定機を演出。決められなかったが、GKエザリッチの飛び出しを褒めるべきだろう

ジョルジーニョがマークされたことで彼の縦のドリブルコースが空き、左のハーフスペースを攻略していた

 

ペドロ 7

幾度もあった決定機を決められなかったが彼の日ではなかったというだけ

ペドロだから作れたチャンスも多く、ネガティブな内容ではなかった

 

ジルー 8

アザールが最高のターゲットマンと絶賛したように、素晴らしいワンタッチの落としから2得点を演出

ケパのキックに対してほぼ競り勝っていた

敵のプレスを引き付け、ケパからジルーの落とし→アザール、ペドロのドリブルというシンプルな攻撃がデザインされていた

 

アザール 9

何も言うことはない

プレミアの月間最優秀選手はほぼ決まったと思っている、笑

 

バークリー 5.5

コバチッチが抜けて明らかにパス回しのテンポが落ちた

味方のスペースやパスコースを空けるオフザボールの動きを身につけてほしい

 

ウィリアン 7.5

1Gと個人技でのPK奪取。途中出場の選手としては文句のつけようがない出来

WGの起用に関しては、16/17シーズンのように良い意味で監督を悩ませていると思う

 

ザッパコスタ 6

試合に入った際のモチベーションが高く、ELでは先発で見たいと思わせてくれた

個人的にはSBの控えとしてはトップクラスだと思っているし、先発を勝ち取れるポテンシャルもあると思うのでPAOK戦に期待

 

サッリ 6

試合の入り方は悪かったが、失点後は最後まで支配し続け、攻撃の手を緩めなかった

 

 

[感想]

昇格組の中では目立った補強もなく、断トツの降格候補筆頭として挙げられているカーディフと開幕4連勝中のチェルシーがホームで対戦。余裕がプレーにも出たのか、唯一失点の匂いがしたセットプレーで先制されてしまいました。

 

しかしそこからチームが目を覚まし、アザールコバチッチ、ジルーの関係から左サイドを立て続けに崩します。コバチッチやペドロが決定機を決めきれない時間帯が終わり、停滞感に焦り始めた時にリュディガーの鋭い縦パスからジルーの落としを上手くトラップしたアザールが、冷静に逆サイドネットに流し込み同点。直後にFKの素早いリスタートからまたもジルー→アザールで逆転し、ここからは完全に試合をコントロールしました。

 

気になったのはバークリーの動き。コバチッチが軽い怪我で負傷交代した後、目に見えてパス回しのテンポが悪くなったのは彼のポジショニングの悪さが原因です。味方と被ったりパスコースを塞いでしまっているシーンが散見されました。

 

アザールハットトリックに加え、途中出場のウィリアン、ザッパコスタが活躍したのはチームにとってかなりプラスだと思います。特に短い時間でしたがザッパコスタのWG起用は個人的にはモーゼスよりも良いのでは…?と感じました。

 

次節のウエストハムに勝って6連勝しリバプールとの首位決戦に弾みをつけたいところ

そしてELは若手の起用や控え選手のコンディションを確認する意味でも楽しみな大会です。ハドソンオドイ、アンパドゥ、クリステンセンらの起用に期待しましょう。