Blues' notes

ロンドンの青いフットボールクラブ、チェルシーの試合やニュースについて思うままに書いてます

サッカー英語表現の解説

プレミアリーグを中心とした英語による実況や記事、SNS上で使われる表現を解説します。間違いがあればコメント等で指摘していただけると嬉しいです。

 

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・Premiership:プレミアリーグ

昔は実況でもこっちで呼ばれていたので年配の方はよくプレミアシップと言う。ちなみにラグビー一部リーグはPremiership Rugbyが正式名称。

 

 

 

・Fair play to 〜:公正な評価を下す

言いたかないけど、というニュアンスが含まれる。ライバルクラブを称賛するときや、普段微妙な選手の好プレー対して使う。

ex.) Fair play to Liverpool, they have been brilliant this season. 

今年のリバポは凄かったと言わざるを得ないね。

 

ex.2) Fair play. It wasn't a bad delivery from Willian.

今のウィリアンのコーナーはまあ悪くはなかったな。

 

 

 

・Center half :センターバック

昔は守備的なMF、現在はCBを指す。

 

 

 

・Full back:サイドバック

向こうでもSBと略されるが、英語だとside backよりfull backの方が言いやすいのでこっちが主流。

 

 

 

・Holding midfielder

中盤の低い位置を支配し、ボールを持てる選手を指す。英語でDMFはただのポジションを表し、役割によって名称が細分化される。最近では英国でもアンカーや、レジスタという言葉が浸透しているため区別される。

インテンシティの高いプレミアでは、ファンからは最も重要視されるポジションで、ポジショニング、キープ力、配球力が高レベルで求めらる。

 

DMF

・Defensive role:Kante, Thomas Partey

・Anchor:Fabinho, Busquets

・Holding mid:Cazorla, Kovacic, Verratti

・Regista:Jorginho, Pjanic

 

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・Headline:見出し

新聞の一面になるようなビッグプレーが生まれたときに使う。

15-16ニューカッスル戦での岡崎のバイシクルは各社で一面を飾った。

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ex.) The headline has been written.

明日の1面は決まった。

(CLバルサ戦、トーレスの得点後の実況から)

 

ex.2) If he scores another, it will be the headline.

彼があと1点取れば見出しになるね。

 

 

 

・Out of context:意味がわからない

本来は文脈がないという意味だが、砕けた表現で意味不明的なニュアンスがある。

どちらかといえば衝撃的に酷いシーンや、呆れてしまうときに使う。

ex.) That penalty was out of context.

なんて酷いPKだ…。

 

Out of Context Arsenalというアーセナルの呆れてしまうようなシーンを投稿するアカウントがバズって以降、各チームや選手のOut of context ○○という類似アカウントが増産された。

https://twitter.com/outofcontextars

 

 

 

・Manager:監督

先日のサッカーキングの動画で、スペインでは代表監督とクラブの監督が違う名称で呼ばれている、ということを小澤さんと倉敷さんが語っていた。英国では

ではどちらもManagerで、アシスタントコーチはHead coach。これはラグビーだと監督の意味で使う。

 

 

 

・Woodwork:枠(ポスト、クロスバー)

昔は木のゴールを使っていた名残。CrossbarとPostも普通に使うが、それらをまとめたり、どちらに当たったか微妙だったりすると使われる。

ex.) Our best defender was the woodwork last night.

昨夜の試合はDFより枠の方が仕事してたな。

 

 

 

・Delivery:配球、ボール運び

セットプレーのボールや、ロングパスなどを指す。長い距離を運ぶドリブルにも使う。

ex.) What a delivery from Kevin De Bruyne.

デブライネのボールえぐ過ぎわろた。

 

 

 

・Punishment:代償、ツケを払う

本来は罰という言葉だが、代償という意味で使われる。チャンスを作り続けるも決められない展開の後には大体これが待っている。

ex.) We missed too much chances in the first half which costed us that punishment.

前半に外しまくったツケを払わされたな。

 

 

 

Come on! = Vamos! :よっしゃー!

ゴール後やキックオフ前などに選手が叫ぶ言葉。スペイン語圏の選手はVamos。どちらも行くぞっていう意味です。

 

 

 

・Box:ペナルティエリア内、ゴール前

ex.) He's crucial in the box.

彼はゴール前で決定的な仕事をする。

 

 

 

・Match-winner:決勝点

 

 

 

・Breakthrough:均衡を破るゴール

○○ with the breakthroughという構文で使われます。

ex.) Pulisic with the breakthrough.

 

 

 

・Pulls the trigger:シュートを打つ

銃の引き金を引くという意味。転じて、主にミドルシュートを放ったことに対して使われる。"Test GK名" でも使われます。

ex.) He pulled the trigger to test Allison.

アリソンを試すようなミドルを打ちました。

 

 

 

またなんか思いついたらやります。

それでは。