Blues' notes

ロンドンの青いフットボールクラブ、チェルシーの試合やニュースについて思うままに書いてます

チェルシー用語集③

選手編。

近年所属した、地味な選手を中心に紹介していきます。

 

 

 

サロモン・カルー(06-12)

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チェルシー史上最高の控えFW。

スタメンのドログバアネルカらには及ばなかったものの、普通に上手かった。ニヤニヤした表情で飄々とプレーし、サブでもきちんと仕事をすることからファンに愛されていた。

スタジアムの得点後のコールでは、野太い声で「KALOOOUUUUUUUU」というが鉄板。今のジルーのみたいな感じ。筆者のお気に入り選手の1人です。

 

 

 

・ブラナ(08-17)

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RSBやCBとして活躍したセルビア代表ブラニスラフ・イバノビッチ

謎に得点力が高いという系譜のあるチェルシーDFの中でも彼はぶっ壊れ的存在であり、CLナポリ戦、EL決勝ベンフィカ戦などの重要な試合で決勝点を決めた。

狂犬スアレスの被害者。15年ごろに急に髪と共に衰えてしまったが、それまでは世界でもトップクラスだった。

 

 

 

・ミケル(06-17)

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チェルシーの控え筆頭として長年君臨した元ナイジェリア代表MFジョン・オビさん。

試合に出れば無難なプレーをする選手だが時折、これ誰?となるような素晴らしいフェイントやターンで客を沸かせる、もとい笑わせる。アヤックス戦のズマのドリブルをイメージしてほしい。あんな感じ。

レギュラーは掴めなかったものの常に控えを受け入れ、毎年半分くらいの試合に出場し続けた。控えの質の高さはビッグクラブにとって重要で、チームに大きく貢献した彼はサポからの評価が高い。

 

 

 

ライアン・バートランド(06-15)

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2006年のデビュー以後、2部を中心にレンタルに出されていたユース出身の元WG。現在は左SBとしてサウサンプトンでレギュラーポジションを確立している。

11-12のCLでは、準決勝のバルセロナとの激戦の末にジョン・テリーを含むスタメンの4人が出場停止となった影響で、バイエルンとの決勝戦のスタメンに名を連ねた。試合中はほぼDFとしてロッベンの対応というSランクミッションを課せられたが、結果的に73分の交代まで彼を抑えることに成功し優勝メダルを手にした。今のプレミアリーグでは数少ないCL優勝経験をもつ選手である。"Respect respect respect"

 

 

 

・ラミレス(10-16)

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正直ドンピシャ世代なので、加入するまではこっちのイメージしかなかったブラジル人MF。器用なタイプではなかったが、運動量とスピードで広い範囲をカバーする守備力と回収力、飛び出しが魅力。

そんな彼にもちゃんとブラジルの血が流れていた。加入後初ゴールとなるシティ戦、バイタルで受けると反転し、相手選手を鮮やかなフェイントで交わしてGKの逆をついた。普段は見せない踊るようなドリブルとゴール前での落ち着きは当時、ロナウジーニョを彷彿とさせた。

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11-12CL準決勝バルサ戦では0-2となった敗戦ムードの中、突如抜け出して鮮やかなループを決め、チームの士気を復活させた。これはその重みも含めてクラブでも歴代屈指のゴール。

 

*どうでもいいけどこのラミレスのゴールや、18-19ベティス戦のメッシ、いつかの香川のループみたいなゴールが凄く好きです。

 

大好きなのでゴール集貼っておきます。

https://m.youtube.com/watch?v=0lF7k1EGKZ4

 

 

香車(12-)

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ゴール後のバク転が定番の、ナイジェリア代表FWビクター・モーゼスのこと。彼がサイドに置かれた際、カットインなどせずにひたすら前に突き進む姿から、一部では将棋の駒である香車に例えられた。

ずっとローンに出されていた彼に遂に定位置を与えられ、WBとして覚醒した16-17の活躍には感慨深いものがあった。現在もコンテのインテルで活躍中。このまま送り出してあげたい。

 

 


・飲料水(17-)

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水を飲むだけで記事にされるスター選手、ダニー・ドリンクウォーターのこと。レスターで奇跡の優勝に貢献したときの輝きを失い、見た目に反して素行の悪い彼はハッキリ言って戦力外。ザッコス、ジロボジ同様パニックバイの悪い例である。

彼の記憶なんて、リバプール戦でなぜか前線への飛び出し役として決定期を作っていた所くらい。

ビラにレンタルされた今季も、試合感の無さから大戦犯に。

マリナさん、早く売却して。

 

 

 

・背中痛い(17-19)

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ユーヴェ、マドリーでそこそこ活躍し、期待されるもそれに答える活躍が全く出来なかった男。呪われた背番号9から子供の誕生日にちなんで29に変えたものの、変化なし。17-18の途中まではストーク戦のハットトリック、ユナイテッド戦の決勝点など、アスピリクエタとのホットラインを形成して活躍。この頃は彼に惚れ込んだファンも多かった。

しかし背中の痛みを訴えて離脱後は、ネイJrさんを凌ぐ勢いでピッチに転がり続けた。

ダイブが多い、不満を露骨に出す、決定期でありえない外し方をするなど、どんどんと批判が溜まり、最後はゴールを決めても喜ばないロボットと化してロンドンを去った。彼から£48mの移籍金を産んでくれたアトレティコさんには感謝しかないが、それでも£9mの赤字。

17-18の失敗は彼とバカヨコを筆頭に補強がゴミだったのが原因であり、コンテが望んだルカクをケチっていなければ…と嘆くファンも多い。

 

 

 

・カバ爺(17-)

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第2GKである元アルゼンチン代表ウィリー・カバジェロ。代表ではW杯でやらかしていたが、チェルシーではPKストップや好セーブを見せ、キャラ的にも評価が高い。

ケパがサッリに反抗した後のスパーズ戦で無失点に抑えるなど、控えGKとしては文句ない存在である。

子供が描いた自身の似顔絵をインスタにアップするなど、ファンをほっこりさせてくれる。

 

 

 

・緑(18-19)

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チェルシーの第3GKとして在籍した元イングランド代表ロブ・グリーン。公式戦出場0の彼だが、練習試合ではPKを止めるプチ活躍を披露。

1シーズンの在籍ながら、チェルシーで獲得した欧州カップ戦のタイトル数は、アーセナル、スパーズといった中堅クラブの総数を上回る正真正銘のレジェンド。

 

 

 

次回またなんかやります。

それでは。