チェルシー用語集②
今回はネタ要素の強い人物、選手等を紹介します。煽り要素も多少ありますので耐性のない方はご遠慮ください。
・飴
株式会社明治から発売されているキャンディー。日本でチェルシーが飴と呼ばれる所以である。その名前は、Chelsea FCの本拠地のあるChelsea地区からとっている。
商品自体は「スカッチキャンディー」というスコットランド伝統の飴だが、「スコッチウィスキー」のスコッチではなく「高温で煮詰める=scorching」から来ている。
おしゃれなイメージ、響きの良さ、などからChelseaという名前にしたらしい。
ちなみにChelsea地区は日本でいう青山、白金のような感覚で、言葉の響きもそんな感じ。
ハリーポッターで世界的に有名になったイギリスの女優。ガチ度は分からないがチェルサポらしく、ブリッジのVIP席で何度か目撃されている。
彼女という強いファンの存在を盾に、ルミ子を代表とするクレ(バルサファン)などの他サポにマウントを取ろうとする愚か者がちょくちょく見受けられる。
・コクラン
元アーセナルのMFフランシス・コクラン。16-17の対戦時、ドリブルで切り込んでいくアザールに後ろから飛びかかるも、彼の強靭な尻に吹っ飛ばされ宙を舞い、プレミアの歴史上でも屈指のゴールをアシストしてしまった。
そんな彼はバレンシアに移籍後、19-20に再びチェルシーの前に立ちはだかった際にはメイソン・マウントの脚首にジャッジスルーを決めこみ、負傷交代に追いやった生粋のグーナーである。
"Once a Gooner, always a Gooner."
・人類のキャプテン
リバプールで長年活躍したMFスティーブン・ジェラードのこと。かの有名なイスタンブールの奇跡を引き寄せたレジェンドである。
しかしプレミアのタイトルには恵まれなかった。優勝するラストチャンスだった13-14シーズンの36節チェルシー戦、自陣でトラップミスし、痛恨のスリップ。これをデンバ・バに拾われて決められ、0-2で敗北したのをきっかけに優勝を逃してしまった。
チェルシーの対リバプール戦ではこれを揶揄するチャントが無限に歌われ続けるので、彼が監督になった日にはスタンフォード・ブリッジでの試合は悪夢になるであろう。
筆者は彼ほどの選手がフロントの愚行などもあり国内タイトルを取れなかったのは不運で、今クロップの元で彼がプレーしていれば…とかなり同情している。
・クレイグ・ポーソン
プレミアリーグの審判。17-18の開幕、バーンリー戦の笛を吹き、ケーヒル、セスクを退場させた日からチェルサポに恨まれている。
この時、ユース出身のジェレミー・ボガが初スタメンを勝ち取ったものの、ケーヒルキャプテンの退場により早々に交代させられ、以後彼を見ることはなかった。今季のボガの成長を見るに、やはり残念な一件であったと言える。
ケーヒルの退場に関してはコントロールミスをした彼が悪いとは言え、アザールはこのくらいのファールを毎試合受けていた印象があるので、客観的に見てもイエローが妥当というのが筆者の見解である。
そもそも、退場以外にもこの試合のジャッジ規準は狂っていたので以後ポーソンは信用していない。
・女性医師
チェルシーの元チームドクター、エヴァ・カルネイロ医師のこと。試合終盤に治療のためピッチ内に入ってプレーを止めたことをモウリーニョに批判され、次節で帯同メンバーから外された後に退団。セクハラや不当解雇などを理由に法的措置に出た。
一応和解したが、その後もなにかと話題に上がる人物。結果的に近年最悪の10位に終わるシーズンの途中でモウリーニョは解任された。女性医師とのいざこざが第二次モウ政権崩壊の引き金とも言われている。
・ボールボーイ
12-13のリーグ杯スウォンジー戦で、アザールが彼にボールを渡さないボールボーイを蹴って1発退場となった件を指す。しかしこのボールボーイは事前にTwitterで意図的な時間稼ぎを予告したことが発覚し、問題になった。
それでも少年を蹴るという行為は批判されるべきであり、アザールは謝罪。リーグから重い処分が科せられることはなかった。傷つける意思はないにせよ、今後は起こらないことを祈っている。
ダニー・ローズ、エリック・ラメラ、デレ・アリらと共に暴力団で活動する構成員。彼らが名を挙げたのは15-16シーズンの36節、構成員たちによる詰め寄り、ジャッジスルー、目潰しなどで荒れに荒れた試合である。
アザールのゴールで優勝への望みが断ち切られると、その後は乱闘に発展しカードが飛び交った。
そんな暴力団の中でもダイアーは無表情でラフプレーを連発し、カードを出されると審判に抗議するという戦闘スタイルのため、筆者は特に彼を嫌っており、後にチェルシー戦でPKを外した際は笑いを堪えることができなかった。
最近ではジョバンニ・ロ・チェルソ、パウロ・ガッサニーガ、ソン・フンミンら新たな腕自慢たちの台頭により立場が危うくなっているみたい。知らん。
暴力団ってなに?って方はこちらの映像をご覧ください。1分半でわかります。
https://m.youtube.com/watch?v=1Bw04Dkyy-M
・ク○トワ
「ベルナベウでは人の壁が見えるけど、(規模の小さな)スタンフォード・ブリッジでは、空やスタンドの後ろのホテルを見ていたよ」
股、NTR、サイコパスなど、散々な言われようなベルギー代表GK。チェルシーを愚弄した彼は、名前を書くことすらも憚られる。
17-18アウェーのバルサ戦で2度も股を抜かれた失態以外、パフォーマンス面で大きな不満はなかったものの、18年に唐突にマドリーに移籍した際に古巣を散々馬鹿にしたことからサポに憎まれる存在となった。
間接的にライバルに移籍した彼はアトレティにも嫌われ、スタジアム周囲のネームプレートが、昨夏に遺恨を残して移籍したグリーズマンと並ぶくらい汚されている。
また、代表でチームメイトのデブライネの彼女を寝取った事件は有名だが、なんとW杯の日本戦、最後の最後でク○トワのパスからデブライネがカウンターを始めるという歴史的瞬間が訪れた。
アフロヘアーが特徴の元ブラジル代表CB。CL優勝メンバーでもあり、ファンからも愛されていた。
顔も性格もハンサムボーイで、好調時のプレーは素晴らしい故に、スーパーDAVIDファンという彼の熱烈なファンも存在した(過去形)。
ルイスはチェルシー加入後に一度パリへ移籍し出戻りしたのだが、パリ在籍時のチェルシー戦でゴールを決めた際にはめちゃくちゃ喜んでしまった。しかし、喜ぶつもりじゃなく、ゴール後に感情が爆発してしまったと目に涙を浮かべながら試合後に謝罪した。憎めないやつなのだ。
アーセナルにスパイとして派遣されてからは頻繁に失点に絡み、チェルシー戦ではしっかり退場するなど忠実に任務をこなしている。
*またやった。
・コンパス
セルビア代表MFネマニャ・マティッチのあだ名。優勝した16-17シーズンのレギュラーだったものの、後半戦でパフォーマンスを落としてからは、右足を軸に回りながら左足でしかパスを出さないスタイルが揶揄されてしまった。
しかし基本的に安定して中盤の守備、パス供給を支え、時折スーパーミドルを決めた。スパーズ戦のだけでご飯3杯は食べられそう。長身だが、あまり空中戦は競ろうとしない。
レスター奇跡の優勝監督。降格危機のチームや監督が解任されたチームを救うために呼ばれ、シーズンの残りをそこそこ堅守で戦い抜くのが得意。
00-04にチェルシーの監督を務めて以降も、チェルシーが好きなのか、どこかで解任されて暇になると頻繁にスタンドに顔を出す。
・グラントさん
アブラム・グラント元監督。07-08シーズン、リーグ2位、CL準優勝という今なら絶賛モノの成績を残しながら成績不振で解任されてしまった可哀想な人。
・謎黒人
パピ・ジロボジ(上)かババ・ラーマン(下)のいずれか又は両方を指す。2015年夏に2人合わせて加入した無名の黒人コンビである。前者は1分、後者は15試合の出場に留まった。
要するに、ターゲットの獲得が難航したフロントのパニックバイ。下の写真の左に写るマイケル・エメナロが補強権限を持っていた時は、このような謎の選手補強を繰り返していた。よくわかんないけどフィジカルの強いという噂の黒人選手を移籍期限ギリギリに獲得する時、チェルサポが手放しで喜べない体になったのはこいつのせい。
・マットロウ
https://twitter.com/Matt_Law_DT
イギリスの新聞Daily Telegraphの記者、Matt Law氏のこと。チェルシー関連の記事はかなり信憑性が高く、詳細な報道をするので英語がわかるならTwitterのフォロー推奨。
筆者はずっとIDの"DT"が気になっていたが最近Daily Telegraphの頭文字か、とふに落ちた。
つい最近、ティモ・ヴェルナーとチェルシーの合意を報道した際、
「ヴェルナーの代理人がこのジャーナリストさんにリークしてリバプールからの入札を急かしてる」
と根も葉もない噂を流され界隈が燃え上がった。
・ディマルツィオ
Sky Sports Italiaの記者、Gianluca Di Marzioのこと。イタリア方面の移籍ゴシップに詳しいため、BBCや公式発表を待たずとも、「ディマルツィオに来たからほぼ確定」と言われる。
チェルシーは何かとイタリア人に縁があるので要チェック。
次回は過去に在籍していた選手を紹介するつもり。
それでは。