Blues' notes

ロンドンの青いフットボールクラブ、チェルシーの試合やニュースについて思うままに書いてます

第20節 vsサウサンプトン(H)

チェルシー 0 - 0 サウサンプトン

 

選手評価

ケパ 6

アスピリクエタ 6

リュディガー 5.5

ダビド・ルイス 6

アロンソ 6

カンテ 5.5

ジョルジーニョ 6

バークリー 5 → セスク 6.5

ウィリアン 5 → ロフタスチーク 6

モラタ 6

アザール 6.5

 

サッリ 6

 

MOM なし

 

感想

久しぶりの更新です。

 

5-4-1で守るサウサンプトンの堅い守備に苦しみ、停滞感が最後まで拭えない試合でしたがスコアレスドローで決着。シティとスパーズに離されアーセナルに迫られる厳しい結果となりました。

 

サウサンプトンの5バックの中でも特にCB吉田麻也とベドナレク、アザールを抑えた19歳の右SBバレリは褒められるべきですが、それでも降格圏のチームから得点を奪えないチェルシーの得点力不足はかなり深刻。引いた相手に対してポゼッション率の割にはチャンス自体が少なく、選手個人の決定力もアザール以外は高くありません。そのアザールも今日は抜け出した後のプレー精度を欠きました。

 

メンバー固定の影響から怪我人も続出しておりジルー、ウィリアン、ペドロ、コバチッチ、ハドソンオドイが離脱。酷使されているアザールジョルジーニョにも疲労の色が見え、トラップミスなどらしくないプレーが増えています。これに加えてセスクは今日の試合でイングランド通算500試合出場を達成したのを最後に退団がほぼ決まっており、1〜3月の過密日程を前に深刻な人員不足に陥ることが予想されます。

 

この試合の前にドルトムントアメリカ代表クリスティアン・プリシッチを£57mで獲得したことが発表されましたが、来夏まではドルトムントでプレーすることという契約になっており、今冬で前線の即戦力を補強することは必須事項と言えるでしょう。

 

冬の移籍市場

獲得候補に挙がっている選手は以下の通り

 

ポストプレーに優れ、サッリナポリで得点王を獲ったCF。年齢、ウエイト、プレミア未経験、ミランで得点を決められていないなど不安要素は多い。個人的には獲得に反対だったがジルーの離脱もあり、半年間のレンタルなら欲しい選手。しかしバチュアイやエイブラハムのレンタルバックも含めてCFの補強は必要ないとサッリが明言した。レンタル料は£6m

 

  • ナビル・フェキル(25)…リヨン

トップ下が本職ながら両サイドのWG、フォルス9など前線はどこでもこなすオールラウンダー。CLでシティ相手に決めており、去年のリーグアンでは怪我をするまでドリブル成功数と被ファール数でネイマールに続く2位、スタメンではないもののフランス代表でW杯優勝を果たすなど実力は申し分なし。市場に出ている中では年齢、実力共にベストの候補。推定移籍金は£70m

 

ここまで9ゴール5アシストと大活躍。9アシストのライアン・フレイザーと共にボーンマスの攻撃陣を引っ張るイングランド人CF。身長180cmとそこまで高くはないもののヘディングは強く、スピード、決定力、足元と弱点が無い。前線でタメを作れるため中堅以下には理想的な選手だが、ビッグクラブでの経験がないため推定移籍金の£60を払うのには勇気がいる。少なくとも今冬で強奪するのは厳しいだろう。

 

安心と信頼が揺らぎつつあるバルサカンテラ育ちのMF。バルサで今季リーグ戦2試合のみの出場に留まっており冬の放出候補とのこと。移籍金£15m程度ということで獲得難易度は低いものの、IHの層は厚いため来ても控えになりそう。WGの怪我が続出しているためロフタスチークをしばらく右WGで固定する可能性もあるが、それでもバークリーとコバチッチの争うIHでスタメンを取るのは難しい。彼を取るならドリンクウォーターを使って欲しいというのが個人的な意見。

 

昨季はブンデス30試合で9ゴール6アシストを記録した左利きのWG。ジャマイカ人ということで、最近サッカーを始めたボルトさんよろしく快速を活かした突破が持ち味。今期は調子を落としており、自分が見た2試合でもあまり存在感がなかった。しかし依然として人気銘柄であることに変わりはない。取ろうとしたところでリバプールバイエルンなどとの獲得競争にチェルシーが勝てるのか…。推定移籍金£50m

 

  • エルサイド・ヒサイ(24)…ナポリ

「サッリボール」を熟知したビルドアップに優れる右SB。12月上旬に報道が過熱したが、シティ戦のアスピリクエタ の好パフォーマンス後は少し落ち着いた印象。とはいえ狙っていることは間違いない。推定移籍金£20m

 

 

可能性がありそうなのはこんなところでしょうか。飛ばし記事からイスコやらアセンシオやらフンメルスやら出ておりますがそれはないでしょう。また、かねてより言われているイカルディやクリバリも冬に移籍するのは考えにくいです。サッリはCFの獲得を否定しましたが、WGが足りていない状況でアザールの0トップは難しいため、やはりCFかWGどちらかの獲得が必須でしょう。プリシッチを抑えており、若手としてオドイ、チーク、アンパドゥが控えているため今冬望まれるのは£50m級の即戦力。珍しく早く動いたフロントですので、デッドラインまで頑張って欲しいところです。

 

それでは